「食」を総合的に学びながら、「食」を支える人材を育成する学科です。
プロ講師の指導の下、調理に必要な知識と技術が身につき、「食のスペシャリスト」を育てます。
卒業時には国家資格である「調理師免許」を取得できるのが大きな特徴です。
調理師免許取得を目指し、料理で人に「感動」を与えたいと思っている皆さんへ
こんにちは、調理科長の八尾です。
本校調理科は、福井県で初めて認可を受け、すでに半世紀以上の歴史と伝統を持つ調理師養成施設であり、多くの卒業生が県内外の調理場で調理師として活躍しています。この調理科では、調理に必要となる確かな知識と技術を身につけることで自身の成長を実感し、自己の未来を切り開く能力を養うことを目指しています。
「どんな調味料にも食材にも勝るものがある。それは料理を作る人の愛情だ」これはある方の言葉です。まさしく料理は愛情。
「料理で人を幸せにする」そんな夢と希望と愛情に満ちあふれた皆さんを待っています。
啓新高校公式チャンネルでも調理科の魅力を発信中です。
豊かな学びを支えるために、専門分野の特性を活かした行事やプログラムを通して、知識・スキルの獲得を目指していきます。
恩師及び保護者をお招きし、料理に込めた気持ちをプレゼンテーション、試食をしていただき、感謝の気持ちを披露します。
3年間調理科で学んだ知識・技術の集大成となります。
その年のテーマに基づき時間内に仕上げ、料理を発表します。
作品は1年間の習得度合を確認し、評価を受けます。
企画から販売までを生徒主体で行い、校内にて食事を提供します。
集団調理を実践的に学びながら、サービスの役割も理解していきます。
古くから重んじられている和食の作法を、県内有名日本料理店にて学びます。
食事のマナーを通して、おもてなしの心も学んでいきます。
県内有名店にて、コース料理をいただきながら、テーブルマナーを学びます。
礼儀や作法を学ぶことで、食事の基礎基本を身につけ、感謝の心を養います。
県内調理施設において、5日間の現場実習を行います。
実践活動の場で知識及び技術を学びながら、「職」に関する視野を広げていきます。
地元企業と連携し、商品開発に挑戦していきます。
地域や素材の特徴を活かしながら、発想から商品開発まで行い、社会とつながる探究活動として取り組んでいきます。
調理科に入学した頃は、自分は本当に料理が上手になるのだろうかととても不安でした。しかし、先生方から親切に教えていただくことで、次第に自分に自信が持てるようになりました。更に、クラスの雰囲気にも慣れ、調理実習や専門教科の勉強をのびのびとできるようになり、毎日学校へ行くのが楽しくなりました。調理実習は自分が知らないことが多く、とても興味がわいてたくさんの技術と知識を吸収することができました。とにかくこの1年間はとても充実したものとなりました。
本校では平成21年1月調理科専門の校舎、6号館調理棟を新設いたしました。「味で人の心を動かす」料理を作る指導を万全にするため、十分な施設と設備を整えました。質の高いベテランの講師陣と充実した最新の施設・設備、志高く修行する生徒たち。この三拍子揃った調理科は日本と福井の未来の「食」を支えます。
「将来役に立つことが多く、とても充実した日々を過ごせると思います。」
令和3年度 調理科卒業生
林 一生(鮨 十兵衛)
私が高校生活で頑張った事は調理実習です。
実習ではプロの先生方に直接指導を受ける事が出来るため、自分の苦手な所や分からない所があると教えて頂き克服する様に心掛けていました。
また部活動も頑張りました。そば部に所属し、全国大会3位入賞目指して活動していました。コロナ禍で大会は中止になってしまいましたが3年間で様々な事を経験する事が出来ました。
私は今、大将の横に立って握りのサポートやカウンター越しで接客などをしています。
営業毎に動きやメニューが変わったりするので臨機応変に動けるようになるのが目標です。
またお客様からは常に動きを見られるので、綺麗な所作や言葉遣いなど見ていて気持ち良いなと思ってもらえる動きをしたいです。
最後に中学生の皆さん。啓新高校調理科での学びは、将来役に立つことが多く、とても充実した日々を過ごせると思います。夢や希望に溢れている人には是非薦めたいと思います。
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令和3年度に食育教室を開催し、地域の食育啓蒙普及に貢献したとして 食育推進校に認定されました。