晴れやかな青空の下、3月3日、福井県教育センターの大ホールにおいて、第8回卒業証書授与式を行いました。制服やスーツを着て、引き締まった表情の卒業生。校長先生から一人一人へ卒業証書が渡されました。
校長先生は式辞の中で、紙粘土と油粘土を取り出してこんなお話をしてくださいました。
「紙粘土は袋から出すとすぐに固まって形が定まります。ところが、油粘土は袋から出しても固くならず、やわらかいまま。うまくいかなかったことがあっても、あきらめずにチャンスを見いだして、自分が変化していこう。油粘土のように、柔らかい頭と感性で、行動していこう。」と。
そして「3年生担任からの卒業生への贈る言葉、卒業生からの言葉」は、担任や卒業生の思いがあふれる時間となりました。
担任からメッセージが伝えられると、卒業生からは、入学した頃と今の自分を比べて成長したことや、これからの生活の目標、感謝の言葉をスピーチしてくれました。入学相談でお会いした頃とは、見違えるような成長を見せてくれました。
卒業生のスピーチ
今年はコロナウィルス感染拡大の影響を受け、思うように学校生活が送られないもどかしさがありました。休校期間で会えない日々が続いたり、入試の改革が行われたり、年が明けてからは大雪での休校があったり、どうしようもないことが続き、心が折れそうになることもあったと思います。そんな中、今年の3年生が卒業後の進路を決定していくのは、本当に大変だったことでしょう。
それでも、自分が心に思い描いた進路を実現に向けて、どの生徒も何とかやり抜くことができました。もちろん本人の努力の賜物ですが、それを一番近くで生徒を支えて下さった保護者の皆様のおかげだと思います。本当にありがとうございました。
卒業生の皆さん、また教室に顔を見せて下さいね。
啓新高校通信制課程 大手学習センター
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