福井県高等学校定時制通信制連合文化祭で大活躍

2019.11.06

 今年の県高等学校定時制通信制連合文化祭は10月26日(土)に開催されました。今年は若狭高校が会場ということで、本校の多くの生徒の住居からは遠く、しかも今年は例年よりも開始時間が1時間早まったため、会場に行くことも大変だったのですが、保護者の方の協力をいただいて生徒たちは元気に参加してくれました。

【生活体験発表会で堂々と発表】

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「生活体験発表会」には3年生の平鍋眞美さんが参加しました。平鍋さんは全日制高校での行き詰まりを打ち破るために自分の強い意志で転学し、通信制の生活リズムに慣れ自分から進んで学習する習慣が身についたことで、苦手の数学も克服し、また、アルバイトを通して人間的にも成長することができたと発表しました。

「全日制高校から通信制高校に変わったことは、世間的に見ると失敗や挫折かもしれません。実際私も最初はそう思っていました。しかし、通信制に通うようになってから、今までより明らかに物事を前向きに考えられるようになり、少し自分に自信もついた気がします。」と、大勢の人の前で発表する姿は高校生らしく誠実で堂々としていました。

【ワープロ競技 団体戦で見事初優勝

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「ワープロ競技会」には3人の生徒が参加しましたが、団体戦で初めて優勝を果たすことができました。そして個人戦でも、2年生の上田勝一朗君が2位、同じく2年生の石川竜二君が3位に入るという見事な成績を収めることができました。日頃の地道な努力が実を結んだものだと思います。きっと他の生徒の励みにもなり、どの生徒もこれから更に練習に励んでくれるものと思います。

【連合文化展で創作作品を披露】

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「連合文化展」には「書道」「美術・工芸・写真」「被服・手芸」の3部門に、校内審査で金賞、銀賞、銅賞に選ばれた作品を出品しました。こうした場で大勢の人に見ていただくことで、一層創作意欲も高まるのではないかと思います。今年は2年生、3年生の出品がなかったのがちょっと残念だったのですが、いろいろな特技をもっている生徒もたくさんいるので、それを活かして来年はもっとたくさんの生徒が作品づくりに取り組んでくれたらと願っています。

連合文化祭は定時制通信制に学ぶ生徒にとって年に一度の大きなイベントです。こうした場で大活躍してくれたことは、本校生徒にとってこれからの大きな励みになることと思います。