相談室だより

2016.11.29

季節と心の変化

秋から冬へと移り変わるこの時期、天気の良い昼間は暖かくても日が沈むと気温がグッと冷えてきます。そんな時、体の調子が悪くなったり気分が落ち込むということがあります。夏場に気にならなかった事が心配になったり、くよくよと悩んで過ごしてしまうことも。

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それは、日照時間が短くなっていく気候の変化が、心にも影響するのではないかと考えられています。日照時間の短い冬は、セロトニン(安らぎをあたえてくれるホルモン)が減少するために心身のバランスが崩れやすくなるようです。

朝、晴れた日は早起きして日光を浴びる。腹式呼吸。お風呂に入る時はシャワーだけではなくお湯にゆっくりつかる。暖かい飲み物で体を温めるなど、体を冷やさないことを意識して過ごすようにしましょう。セロトニンの量が増えると気分が良くなり、勉強や仕事に意欲が出てきます。

また、これから寒さも本格的になってきますので、心と体の健康を保つために睡眠もしっかりとることも大事ですね。

1年間はあっという間に

さて、今年もあと1か月余りとなりましたね。皆さん、今年を振り返ってどんな1年でしたか?

「特に何もなかった・・・」、「自分はこの1年何も変わってはいない」と思う人も多いかもしれません。でも改めて振り返ってみると、1年前の自分とは違う点が必ず見えてくると思います。

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どんな小さなことであっても、少し前に進んでいれば立派な成長です。上手くいかないことばかりだったという人も、「今のやり方では上手くいかない」ということがわかったという大事な経験なのではないでしょうか。前に進むための手がかりが得られたのだと思います。

冬休みに入るまでは少し忙しいかもしれませんが、年末にはぜひ一息つきながら、1年間を振り返ってみてください。