相談室だより

2016.02.15

今年の冬は「暖冬傾向」ということで、年明け10日間も真冬らしくない寒さの所が多くなったようです。しかし立春が過ぎてもまだまだ北陸の寒さは続きますね。

背中は丸まっていませんか?顔が隠れて表情まで見えなくなっていませんか?こんな季節こそ背筋を伸ばし凛としたいものです。外は寒くても心は温かく過ごしましょう。

皆さんはどんなとき心が温かくなるでしょう。人に優しくしてもらえた時、ほとんどの人は嬉しいと感じるし心が温かくなるでしょう。でも、いつも人から優しくしてもらうことを求めてしまったら、その人の心はいつも優しさに飢え、心は冷えてしまいます。人に優しさを求めるより、自分から周りの人を温めようとする気持ちが、自分の心を温める一番の近道になります。

あなたはA,B どちらを重視して生きていますか?

A. 目標達成型・・・自分の夢や目標、やりがい → 評価は自分のモノサシ

B. 人間関係型・・・他人からの評価、周囲との調和 → 評価は他人のモノサシ

自分は他人からどう見られているのだろう」と意識するのは、人間が社会的な生き物である以上、必要なことでもあります。しかし、ほとんどの行動の評価が他人の目であるのはどうでしょう。

心はいつも他人の言葉や態度に一喜一憂し、振り回されていると、他人の価値観で生きているようなものです。それでは心が疲れてしまいます。先ずは自分の基盤を作ることが大事です。

分の評価を自分のモノサシで測るコツ

自分はどう思うのか

・自分はどうしたいのか      (自分の心に意識を集中)

・自分は何を伝えたいのか

「他人の目」と「自分の目」は別物です。自分が思うほど、他人はあなたを気にしてはいません。

さあ肩の力を抜いて、本来のあなた自身を発見していきましょう。