先日、サンドーム福井で開催された

「Perfume」のライブに行ってきました。

私は熱狂的なファン

というわけではありませんが、

音楽プロデューサー中田ヤスタカさんが

手がけるステージに興味があり、

その世界観を体感したかったのです。

中田さんは、Perfumeの他、

「きゃりーぱみゅぱみゅ」を

世に送り出したことでも知られています。

彼の創り出す音楽と映像の融合は、

まさに唯一無二。今回のライブは、

その才能を存分に味わえる、

驚きと感動に満ちた体験でした。

ライブは、前半と後半の2部構成。

前半は、まるで一本の映画を

観ているような感覚。MCは一切なく、

歌とダンス、映像、照明が一体となった

パフォーマンスが約1時間続きました。

その完成度の高さに、息を呑むばかり。

後半は一転、MCを交えながら、

Perfumeの3人が自ら選んだ楽曲を披露。

前半とのギャップが、

ライブ全体の奥行きを深めていました。

終演後、3人は観客へ感謝の言葉を述べ、

エンドロールが流れ退場。

この流れに、アンコールがないのも納得。

感動の余韻に浸る中で、

アンコールの雰囲気ではなかったです。

これまで様々なアーティストの

ライブを観てきましたが、

今回のPerfumeのライブは、

初めての体験ばかり。

（光り物、団扇など一切なし）

その斬新な構成と演出に、

ライブの新たな可能性を感じました。

人が何かを創り出す時、

そこには必ず想いが込められています。

その想いを想像し、体験することにこそ、

価値がありますね。

新しい体験は、自己の感性を磨き、

視野を広げてくれます。

これからも時間を見つけて、

違う世界を見に行きたいですね。