あの日から14年。

東日本大震災の記憶は、

決して風化することはありません。

テレビ画面に映し出された、

まるで映画のワンシーンのような光景。

それは現実のものとは信じがたい、

目を疑うような惨状でした。

私もボランティアとして

宮城県陸前高田市へ赴きましたが、

変わり果てた街の姿に言葉を失いました。

想像をはるかに超える光景が、

今も脳裏に焼き付いています。

77年前、ここ福井市も大地震に見舞われ、

壊滅的な被害を受けました。

自然災害は、いつ、どこで起こるか

予測できません。だからこそ、

常に最悪の事態を想定し、

備えておくことが大切です。

本校では、生徒一人ひとりに

災害備蓄品を準備し、

最低でも2日間は学校で過ごせるように

備えています。

災害が起こらないことを切に願いますが、

万が一の事態に備え、

準備を怠ることはできません。

東日本大震災で犠牲になられた方々の

ご冥福を、心よりお祈り申し上げます。