今日は「ホロコースト犠牲者を

想起する国際デー」

今朝の福井新聞のコラムを読んでいると、

７９年前の今日は、ナチスドイツによる

ユダヤ人強制収容所のアウシュビッツが

連合国によって解放されました。

その後、2005年の国連は総会において

ユダヤ人の3分の1、

そして無数のマイノリティーの人々が

殺害されたホロコーストを再確認し、

憎悪、敵対感情、人種差別、

偏見がもつ危険性を

永遠に人々に警告することを目的に、

総会決議を採択しました。

この決議は、ユダヤ人強制収容所の

アウシュビッツが解放された

1月27日を「ホロコースト犠牲者を

想起する国際デー」と定めました。

ただ、今の世界情勢を見ると、

パレスチナの問題、

中国でのウイグル族の問題、

その他、民族や宗教問題での争いは

後を絶ちません。

今も多くの命が失われています。

ただし、私達も遠い国のできごとと

捉えてはなりません。

国内の会社、学校等においても、

マイノリティーの人々への差別、憎悪、

敵対感情、偏見、虐めなど

他者を悪者扱いしていくことは、

大なり小なりある問題です。

どうしても、違いや少数のものに対して、

偏見を持ったり、排除しようとしたり、

優位に立とうとする傾向があります。

まず原点に立ち返り、人の命は、

一つしかない尊いものであること。

それ故に、皆違いがあること。

そして、それぞれを認め合うことが、

新しい価値を生み、幸せな社会が

作られていくことを理解しましょう。

学校ですることは校訓の一つ協和の実行。

協和とは、常に協力一致の精神と、

和やかな心を持って生活することです。

誹謗中傷、いじめなどは絶対しないこと。

お互いの命を尊重していきましょう！