今日は二十四節気の立春！

一月もあっという間に往き、

暦の上では春がやってきました。

道路脇には雪が山盛りですが、

土の中では春のエネルギーが

湧き上がってきます。

確かな春を感じながら

この時期は力をつけていきたいですね。

さて、今日は「恒例・慣例を打ち破る」

と言うことについて考えていきます。

先日の2月1日はプロ野球恒例の

キャンプインの日でした。

しかし、今年は西武ライオンズだけは

1日にキャンプインをせずに、

6日に設定し、話題になりましたね。

西武ライオンズ松井監督は

その理由について次のように

語っていました。

松井新監督は理由について聞かれると

「オフの期間もそこまで休むこともなく、

常にそれを積み重ねてきている選手は

多い。1月いっぱい時間を有意義に

使ってやるということも

非常に大事なのかなと思いました。

今の選手は自主性も強く、

自分で考えて練習する選手が

非常に多いと思います。

逆算してキャンプに

入ってきてくれると思います」

松井監督は日本のプロ野球だけでなく、

メジャーリーグも選手として

経験しています。

この決断について気づいたことは、

そもそもプロの選手が

なぜキャンプインの日を

そろえているのか？

そろえなければならないのか？

という疑問です。

ちなみにメジャーリーグでは

キャンプインの日は

各球団によって別々だそうです。

各球団の事情や状況も違うわけですから

同じにする理由はありません。

1月からスタートしても、

2月中旬からスタートしても

いいわけですね。

さらに今年は特にWBCの影響で

開幕が?週間ほど遅れます。

大切なのはキャンプインしたときに

動ける体を作っておくこと、

そして開幕日から逆算して

いつまでに、何をするかを計画し、

ベストな状態に作り上げていくこと。

プロとは基本的に個人の世界。

つまり自己責任を問われます。

準備が出来ていれば

活躍する可能性が大きくなり、

準備不足であればその逆になります。

今回西武の松井監督が

キャンプインの日を別日にしたことは

とっても意義深いものがあります。

我々も自己を振り返れば

あまり考えず、

ルーティン化されていることが、

意外と多いかもしれません。

今一度、「ねらい」考えて

慣例・慣習を打破することが

イノベーションを起こす芽に

なるのではないかと思いました。

今日から新たなスタート、立春大吉！