披露する場ってやっぱり大事です。

昨日は、ファッションデザイン科

制作発表会「啓新コレクション」を

福井商工会議所で２年ぶりに開催。

１年生から３年生あわせて９２人が、

オリジナルのドレスやワンピースなど

２２３点を制作し、生徒たち自身が

モデルとなって披露しました。

イベント終了後の達成感、

クラスの仲間、後輩、家族への感謝。

全学年FDクラス全員で作り上げる

イベントだからこそ、

見ることのできる景色や

味わうことのできる体験があります。

カーテンコール時の

代表生徒達の涙の挨拶では、

開催できるか不安な気持ちになり、

作品作りにも気持ちが

入らなかった時期もあったとか。

生徒達なりに、このコロナ禍の中、

私達にはわからない、様々なストレスを

乗り越えてきたんだろうと感じました。

特に３年生は、２か月遅れでの

高校生活スタートでしたから、

万感の思いが湧き上がったのではないか

と思います。普段はとっても

明るく元気な生徒たちですが、

この時ばかりは涙する生徒も多数。

皆、感じてきたことは

一緒だったのかもしれません。

人が育つときって感動ですよね。

大人になったなーと感じる瞬間です。

学校としてはそんな感動を与える場面を

いかにつくりだせるかが大事です。

故に学校行事の意味はすごく大きい！

イベントへの取り組む本気度が

人を大きく育てていきます。

教室の中では、決して味わえない体験。

一大イベントを作り上げるプロセスで

様々な紆余曲折があり、

それらを乗り越えることで

思考力や判断力、表現力も育ち、

最後は本気でやったものにしか

見ることのできない感動あふれる景色を

見ることができます。

また、生徒は学校だけでも

育てることはできません。

保護者の方々、企業の方々、

多くの皆様に支えられてこそ

生徒は育っていくものだと感じます。

皆様、本当にありがとうございました。

そしてファッションデザイン科生徒諸君、

２年ぶりのステージで、

経験のない中での啓新コレクション。

どうなるかと不安もありましたが、

君たちの可能性ってすごいですね。

見事なステージに涙がでましたよ。

感動的な時間をありがとう！

ステージ発表のスナップショットは、

明日以降にアップしていきます！

お楽しみに。

３年生の記念撮影！