2022年11月 3日(木曜日)
想像力は優しさ!2022:11:03:09:51:55
今年の夏の甲子園を制した
仙台育英高校硬式野球部
須江監督から学ぶ。
「想像力は優しさ!」
あるテレビ番組で、
須江監督がコメントしていたことが
とっても心に響いたので紹介します。
ただし、自分なりに解釈している
ところもあるのでご容赦ください。
コロナ禍の中で、須江監督が部員に
言い続けた言葉とは
「想像力を働かせよう!」という言葉。
コロナウイルスが蔓延し始めて、
高校生にとってもあれはダメ、
これはダメといわれ続け、
大会等も開かれず、
学校行事も中止が続く中、
ストレスだけが大きくなり、
困難な時間が長く続いていった。
そのため、部員は抱えるストレスが
見えないところで様々かかっていき、
他人への優しさがすごくかけていった。
みんなが何とかしたいと
思っているものの、
思い通りにはいかないため、
つい相手に対して嫌な言葉を発して、
人間関係を壊しかねない状況にも陥った。
その対策として、
想像力を働かせることが必要だと感じ、
須江監督は「想像力は優しさ」
と定義づけ、「優しさは想像力だから
何か思うことがあったとしても、
一つ考えてから発言したり、
話を聞いてみよう」という話を
部員にした。その結果、
お互いの人間関係が
円滑に進んだ一年間になった。
と話されていました。
閉塞感がただよい、
ストレスがかかる状況だからこそ、
あえて意識して想像力を使い、
相手のことを考える習慣の大切さを
伝えていった須江監督には、
とても豊かな人間性を感じます。
自分の可能性を拓いていくのも
自分一人ではできません。
様々な人の応援があればこそ
自己の可能性は拓いていきます。
大切なことは人との関係性。
関係性を築いていくためには、
相手に対しての優しさがなければ、
良好な人間関係が成り立ちません。
想像力を発揮して、
相手のことを慮ること。
コロナ禍、ストレス、SNS社会
だからこそ、一呼吸おいて
言葉を選ぶことが必要ですね。
「想像力は優しさ!」
とても素敵な響きです。