2022年8月16日(火曜日)
分析と読み!2022:08:16:16:58:04
先日の夏の高校野球3回戦、
滋賀県代表近江高校
山田選手の満塁ホームランは
分析と読みから生まれている!
その根拠は試合後の山田選手のコメント。
朝日新聞デジタル版が
次のように伝えている。
勝負を決定づけた満塁本塁打も、
冷静な分析から生まれている。
「前の打席はスライダーで三振したので、
同じ球で攻めてくるはず。
そのスライダーが
2球ボールになったので、
直球にヤマを張った。
満塁で四球にはしたくないはず」
流石に一流選手。
勢いだけではなく、冷静に相手を分析。
あの場面は、2対1で迎えた7回
ツーアウト満塁。ここで追加点が
入るか否かは試合の勝敗を分ける場面。
どうしても追加点がほしい。
多分並の選手なら、4番という重責に
「自分がやらなけらばならない」
という気持ちばかりが先行し、
目の前のやるべきことに集中できず、
気負いすぎて凡退するケース。
しかし、山田選手は打つための準備を
けっして怠らなかった。
投球間わずか数秒で
相手投手の心理を読み、配球を読み、
狙い球を絞りバットを振り抜いた。
結果はホームラン。
仮にホームランではなかったとしても
長打で点数は入っていたケース。
野球は一球一球で局面が変わるスポーツ。
その局面で最良の選択をするためには、
正確な情報収集(気づき)と
分析に基づいた読みが必要となる。
これも先日のキングダム2で記載した
「先を読む力」の実例。
ではこの「先を読む力」を
どうすればつけられるのか?
私なりの答えはまず基本は日常生活。
おそらく山田選手も
先を読む習慣は日頃から意識して
身につけてきたものではないかと思う。
つまり、普段の練習はもちろんのこと
日常生活から思考が
習慣化されていたため
大一番でも自然に力が
発揮されたものだと思う。
日常生活の習慣は
必ず勝負に影響を及ぼす。
どんな習慣を身につけるか、
それは日常生活がまず第一。
勉強やスポーツなど
何事も日常生活が整ってくると
努力が結果として表れてくる。
結果を出すために、
日常生活を整えるのではなく、
まず日常生活を整えて、
正しい努力を継続するからこそ
結果が出やすくなる。
この順番を間違ってはならない
日常生活は自己管理の中心。
自分で気づき
自分で考え
自分で行動し、
自分を管理できる人間に運が訪れる!