2021年11月 3日(水曜日)
教育の力とは?2021:11:03:18:34:49
「ONODA 一万夜を越えて」を鑑賞。
この映画は実話を元に製作されています。
内容は太平洋戦争終結後も
任務解除の命令を受けられず、
フィリピン・ルバング島で
孤独な日々を過ごし、
終戦から約30年後の1974年に
51歳で日本に帰還した
小野田寛郎旧陸軍少尉の物語です。
小野田少尉は、終戦間際に
秘密戦の特殊訓練を受けた後、
劣勢のフィリピン・ルパング島に送られ、
援軍が来るまでゲリラ戦を展開するよう
命じられます。さらに、出発前に
教官から「絶対に死んではならぬ」
と言い渡され、その上官命令を
愚直に守りつづけ、終戦後も
あらゆる情報を敵のはかりごとと
疑い続け、なんとかミッションを
果たそうとする姿は、
時代背景を考えれば、
やむを得ないことでもあると思いますが、
信じ込む力の凄さを
見せつけられた思いです。
どのような教育を受けるかによって
人は変わっていきます。
良き人生にもなり、悪しき人生ともなる。
教育に携わる人間は、親も含めて、
常に視野を広く、視点を高く、
基準を知り、人格を磨き続けることが
必要であると再認識させられました。
指導する人間の責任は大きいです。