2021年10月18日(月曜日)
美しい生き方とは?2021:10:18:16:23:10
昨日は映画「燃えよ剣」を鑑賞。
この映画は動乱の幕末で
わずか6年存在した新選組を描いたもの。
主人公は新選組・鬼の副長「土方歳三」
特にこの「土方歳三」の生き様を中心に
各志士の知られざる人生を伝えています。
黒船来航以降、徳川幕府を支えるのか、
天皇を中心として新しい国を作るのか、
大きく揺れ動く日本。約260年続いた
徳川の太平の世が終わりを迎える中、
剣を手に命を燃やした男達の姿。
元々土方歳三は武州多摩の百姓の子。
ちなみに武州多摩とは
東京の日野・調布市あたり。
幕末動乱の時代でなければ、
表には出てこない身分ですね。
時代が大きく変わる時には、
新しいエネルギーが生まれるものです。
自分はどう生きるべきか、
何を為すべきか、真剣に考え、
自分の夢と信念を貫こうとする姿は
美しく、共感を呼びます。
ただ、もし土方歳三が、当時の
先進的な世界状況をわかっていたら、
もっと違う選択をしたかもしれませんね。
「信念を持って生きる」
信念とは正しいと信じる自分の考え。
何を大切にして生きるのか?
時代も状況も変わる中、
信念を持つことは必要ですが、
学ばなければ持つことはできません。
誰と出会い、どんな学びをするのか、
学ぶ中で信念が形成されていきます。
そのような意味では、
学び続ける人は輝きを放ち美しい。
人は生まれてから死ぬまでが学び。
学ぼうという姿勢があれば
輝き続けていくことができます。
人との比較ではなく、
自分の成長に視点をおく。
そんな人生が美しい生き方だと感じます。
「燃えよ剣」興味のある方は
よかったら見に行ってください。
ロケ地にもこだわりがあります。
(世界遺産や国宝、重要文化財など
約60カ所に及んでいます)
あの旅館池田屋も宮大工が完全再現。
見応えがあるシーンが満載ですよ。
映画って本当に面白く、学びがある!