2021年8月 9日(月曜日)
長崎の日2021:08:09:09:33:13
76年前の午前11時02分
長崎市上空に一閃の光。
日本に二回目の原子爆弾
(ファットマン)が落ちた瞬間。
七万人を超える人々がなくなり、
今も後遺症に苦しむ人たちが多数。
アメリカ軍の当初の第一投下目標は小倉。
ただ、あいにくの曇り空のため、
目標を確認できず。
「投下は目視で行え」との
命令が出ていたため、
唯一雲の切れ間から見えた場所である
長崎市に原爆を投下した。
と米軍の記録にはあります。
予定通りであったならば
小倉が惨状の地でした。
いずれにせよ、核が使われたことは
間違いなく、あってはならないことが
二度も起こりました。この歴史的事実を
戦争を知らない世代が多くなる中、
決して忘れてはなりません。
「歴史は繰り返される」という言葉が
ありますが、核を使うことだけは
絶対に繰り返してはならないものです。
ちょうど昨日は平和の祭典である
東京オリンピックが閉幕したところ。
大会期間中に広島の日と
大会閉幕直後に長崎の日があったことは
平和のありがたさを伝えるために
重要な意味をなしていると感じます。
本来コロナ禍でなければ、
日本の国費を投じてでも
海外のオリンピック関係者に
広島と長崎を訪れてもらい、
76年前に何があったのか?
戦争の無益さ、核爆弾を使用する愚かさ、
平和の大切さを伝えてこそ
東京オリンピックが平和の祭典の名に
ふさわしいものになったはずです。
今はコロナ禍ではありますが、
戦時下ではありません。生きていること、
平和であることに感謝し、
コロナへの予防には気を緩めることなく、
対策を心がけねばと感じました。
亡くなられた方々に合掌。