2021年5月 5日(水曜日)
マイナスイオンを充填!2021:05:05:16:57:57
コロナ禍は県内で!
先日は久しぶりに天気が回復。
せっかくなので神秘的な空間
勝山平泉寺白山神社まで
マイナスイオンを
浴びに行ってきました。
この場所の見所はなんと言っても
一の宮から三宮まで続く石段を
上がりながら見える苔。
樹齢数百年の杉の木に囲まれた中で
敷地一面に深緑の苔が生えています。
フカフカの絨毯のようで
思わず寝転びたくなるほどです。
ジブリ作品のキャラクターが
出てきそうなファンタジーな雰囲気。
シーンと静まりかえった空間に
唯、鶏たちのさえずりだけが聞こえる。
泰澄大師が開かれたと伝えられる
平泉寺の最盛期は室町時代後期。
敷地内には48社、36堂、6千坊、
僧兵8千人要する、白山信仰の
巨大拠点として栄え、当時の日本では
最大規模の宗教勢力であったようです。
その後は大阪の一向一揆勢に攻められ
全山消失したといわれています。
今の静けさからはとても創造できません。
平家物語の「祇園精舎の鐘の声」が
聞こえてきそうです。
どんな栄華も長続きはしない。
静けさは虚しさや寂しさの
裏返しのような気がします。
中世最大の宗教都市平泉寺。
あまり人の手を掛けすぎず、
ありのままの姿を残している場所だけに、
希少価値がありますね。
深い緑の苔が往事の隆盛を伝えています。
新鮮な空気を吸うことで
心身共にリフレッシュできますよ。