昨日は１２４年ぶりに２日の節分でした。

なぜ２日になるのか？

それは公転周期

（地球が太陽を回る運動）が

一年きっかりではないことが原因です。

地球が太陽を1周する時間は

暦の1年ではなく、およそ365.2422日

365日＋6時間弱。(国立天文台暦計算室)

一年は３６５日ではないことから

ズレが起こるわけです。

過去には１９８４年では

４日になったこともあります。

ちなみに今年から当分の間、４年に一度、

２日の節分となるようですね。

ただ、季節や時は勝手に

人間が決めていること。

自然にとっては取るに足らないこと。

もっと大きな視点で物事を捉えると

見えてくるものがあるような気がします。

それと節分は本来は年四回。

立春・立夏・立秋・立冬の前日。

時代の流れで立春前の節分が残りました。

また、その節分までは厄除けのために

柊（ひいらぎ）を飾り、立春の日には

椿（つばき）を飾ることが風習です。

その由来は、柊の木へんをとると冬、

椿の木へんをとると春。

春を心待ちにしている

先人達の思いが感じ取れます。

福井も１月当初は大雪でしたが、

今はその雪も消えつつあります。

このまま何事もなく、

春へと向かってほしいですね。

立春、暦の上では春！

今日から良い気の流れに

変わっていきますよ！